ネットワーク業務
ネットワーク設備の構築
皆さんが使っているスマートフォンのみならず、IoT、自動運転、ドローン、遠隔医療、XRなど、技術の進歩により登場する様々なサービスにおいて無線ネットワークは無くてはならない存在です。我々はそんな技術やサービスを下支えする無線ネットワークのインフラ設備の構築を担っています。
我々は無線ネットワークのスペシャリスト集団として、時代のニーズに応じた最新の技術を取り入れながらネットワークの進化に挑戦しています。
無線基地局設備の構築
スマートフォンはどこでも使える時代になりましたが、店舗奥での決済や、農園での温度管理など、新たなエリアでの需要はどんどん拡大しています。我々はドコモのサービスをいつでも、どこでも、安心して使っていただくために、エリア拡大や容量拡大・スループット向上、新方式へ対応するための工事の設計・建設を行っています。また、有資格者による構造設計の審査、無線設備の電波申請、無線設備の動作試験・調整などの業務を行っています。
光伝送ネットワークの構築
5Gネットワークの高速大容量・低遅延を支え、かつ激甚化する災害発生時にも繋がり続ける光伝送ネットワークを構築するため、主に無線基地局とコアノード設備間を結ぶリンク設備の設計・建設業務、開通調整業務を行っています。
コアノード設備の構築
お客様一人ひとりのニーズに合ったより高度な各種通信サービスを提供し、仮想化技術を用いた高品質で安心安全なコアネットワークを構築するため、5Gネットワークを提供するIP網・クラウドサーバ群の設計・建設業務を行っています。
技術者育成
様々な研修や業務を通じたOJT、資格取得支援等の充実した育成プログラムを提供しています。全員が無線技術やIP技術等、業務を行う上で必要となる技術のスペシャリストになれるよう、会社として積極的に取り組んでいます。
ネットワーク品質の維持・向上
お客様の新たなライフスタイルや重要なライフラインを支えるために、昼夜を問わず、ネットワーク設備保守とエリア品質管理に努めています。
設備保守
お客様に快適で安定した通信サービスを提供するため、関西一円の基地局・伝送路・交換機といった設備の維持運用と機能向上に取り組んでいます。
また、災害時や人の集まるイベント時の通信サービスを確保するために、臨時で移動無線基地局車などを出動させ、早期の救済に努めます。
エリア品質管理
お客様にとって「広く・つながりやすい通信エリア」を提供するために、ビッグデータの分析や現地電波測定、お客様からの声をもとにしたエリア品質の調査と改善を日々行っています。
ネットワーク設備の監視・制御
ドコモのネットワーク設備は東京・大阪2つのオペレーションセンターが24時間365日監視しています。
いつでもどこでも快適につながるようドコモCS関西は西日本エリアのネットワークを見守り続けています。
監視・措置・制御
西日本エリアのネットワーク設備を24時間365日休むことなく監視しています。
これらの設備に故障が発生したりトラヒックが急増したりした際には迅速・的確な措置・制御を実施しサービスを復旧します。
調査
「つながりにくい」というお声をお客様から頂いた際には迅速に原因を究明し問題を解消致します。
そのためにインフォメーションセンターとオペレーションセンターは円滑に連携できる体制を整えています。
災害対策
災害時において携帯電話の果たす役割は非常に重要になってきています。
平時だけでなく「いざという時」でもつながるように。ありとあらゆる状況を想定したマニュアルを作成し、実際に災害が発生した際マニュアル通りに行動できるよう訓練を実施しています。
また、万一オペレーションセンターが被災した場合にも監視継続ができるように東京・大阪のオペレーションセンターで相互に業務代行できる体制を整えています。