INTERVIEW08
【育休取得社員に聞く】「育休で気づく家族の信頼と成長」
― ドコモCS関西・嶋村社員のリアルな体験と働き方
育休を取得して仕事と家庭を両立
ネットワーク建設事業部
ネットワーク建設推進部
建設推進 育成工事担当
嶋村 翔一朗


ドコモの通信をハード面で支える
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担当している仕事について教えてください。
主なミッションは、基地局の設計から施工までの一連の工程を現場で管理したり、社員に向けて建設・設計のスキルを育成や、現場研修を推進することです。2025年4月より現在の業務を担当しています。ドコモ関西支社から受注した既存基地局のアンテナ増設や装置の更新などを中心に取り組み、協力会社と連携しながら指揮を執っています。
担当エリアは関西ですが、繁忙期は週の半分以上を出張にあて、現場が安全に滞りなく進行するようにしています。おおむね月曜日は、事務作業やチームミーティングを行い、納期から逆算した緻密な計画の立案やリサーチ、メンバー間の相互フォローを徹底するようにしています。
経験と知識を着実に重ねてきた
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これまでのキャリアも教えてください。
2018年から4年間、西日本オペレーションセンター アクセス・リンクオペレーション担当として、主に保全業務にたずさわりました。西日本すべての基地局と付随する設備を交代制で24時間365日監視し、障害や故障対応に従事していました。また、そこで通信ネットワークの仕組みや装置などの知識も習得したことは、今の業務にも役立っています。
その後、2022年から2025年3月まではネットワーク建設事業部 ネットワーク建設推進部 置局 建築設計担当で、基地局の鉄塔を建設したり、アンテナの無線工事などの設計や見積もり審査などに携わったことで現場業務を身につけ、今に至ります。
今後は、この基地局設計や現場施工といった知識やスキルを、関連する部署でフルに活かしていきたいと考えています。そのために必要な国家資格を取得するべく、目下勉強中です。
現場の安全第一、そのための努力と準備は抜かりなく
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どんなときにやりがいを感じますか?
誰一人、事故なく怪我なく、無事に現場作業を終えられたときです。工事や修理のために高所に上ったり、電気系統を触ったりする中で、さまざまな道具を使うこともあります。多少なりとも怪我がつきもの現場ですが、そういったことも皆無で作業完了でき、お客様がサービスを使える状態になることがミッションであり、やりがいでもあります。現場全員が安全意識を高められるような声がけをしたり、過去の事例を自分で調べて、その危険性や防止策を頻繁に確認して現場入りするようにしています。あと、協力会社の方たちとのコミュニケーションがうまくいくと、うれしいですね。便利な連絡ツールもたくさんありますが、私は対面で話すことを大事にしています。そうすることで双方の理解が深まるし、現場作業もスムーズに進むかなと。安全は信頼の上で成り立つものでもあるので、日々のコミュニケーションを大切にしていますね。


育休制度や周囲のサポートに助けられた
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育休についてお聞かせください。
生後1カ月間、取得しました。大きな引き継ぎは必要なかったのですが、上司が親身になって話を聞いてくれたので、業務への不安はなく育休に入れました。また、育休取得者のためのマニュアルがあるのですが、それも役立ちました。育休前の準備事項や復帰後の必要な作業などすべきことが列記してあるので、実務的にも心情的にもとても助かりました。復帰時には、上司に不安なことなどを相談できる機会も持てるのですが、私の場合は必要ないかなと思ったので利用しませんでした。いきなり職場に復帰することへの不安がある社員などには、ワンクッションあるのはありがたい制度だなと思います。
育休期間は柔軟に決められる
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育休期間はどのように決められたのでしょうか?
育休の期間は数週間から1年と自分で決めることができるのですが、今回は、自分たち家族にとってどのくらいの期間がベストなのか、また業務への実質的な影響もはじめてで分からなかったので、まずは1カ月にしました。育休を申請する前に、妻にも相談しましたが、そもそも私が育休を取れるとは期待していなかったようで、逆に「1カ月も取ってくれるんだ」と驚いていました。終わってみると、1カ月はあっという間で、もう少し長く取ればよかったかなと思いましたね。
育休について学べる機会もある
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そもそも、育休を取るきっかけは何だったのでしょうか。
実は、妻が妊娠したのと同じくらいのタイミングで、ダイバーシティ推進ワーキンググループの「子育て支援ワーキンググループ」に入って、育休制度の発信、育休からの復職者の座談会企画や、男性の育休取得などを推進する活動をしていました。そこで私自身も、育休にまつわるさまざまな情報を得ることができましたし、情報に触れることで自分も育休を取りたいという思いが強くなったことが大きいですね。今後は、会社の育休制度の認知をもっと広げたり、制度を活用したいと考えている人のサポートも積極的にしていきたいです。


親としての自覚が芽生えた
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育休を取得した感想をお聞かせください。
妻も私も初めての子育てなので、わからないことだらけで大変でしたが、喜びの方が大きかったですね。わずか1カ月間でしたが子どもが日に日に成長していくのを間近で見られたこと、そして育児に集中できたので妻と二人で初めての育児のつらさや悩み、戸惑い、そして喜びも共有できたことが良かったです。親としての意識がより高まって、子育てのいいスタートが切れたと思います。また、大変だった時期を二人で乗り越えたという事実が、お互いの信頼をより強くしてくれたと思います。おかげで2年経った今でも良好な関係を築けています。
また、仕事と家庭の両立という観点で、以前よりもメリハリある働き方を意識するようになりました。オンとオフを意識することで、仕事も家庭も充実した日々を送っています。
もっと育児と家事に関わりたい
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今後機会があれば、また取得したいですか?
はい。次は最低半年、状況が許せば1年は取りたいですね。やはり1カ月だけだと、妻の「お手伝い」の範疇で終わってしまったように感じています。成長するにつれて育児の大変さは変化するというか、むしろ増えていくと思うので。それでも妻は、「忙しい中、本当にありがとう」と何度も言ってくれたので、1カ月でも取ってよかったなと思っています。
今回は掃除などの家事全般やおむつ替えなど子どもの身の回りごとを中心にやっていましたが、次回、育休取得のチャンスがあれば、もっと主体的に関わっていきたいですね。




















