INTERVIEW07
【社外ダブルワーク参加社員に聞く】キャリアを動かす「やってみる力」
― ドコモCS関西・川端社員の挑戦
知らないことに挑戦し、自己成長と他者貢献につなげたい
NTTドコモ 関西支社
コンシューマーサービス営業部
営業企画・事業マネジメント担当 ※出向
川端 宏明


通信以外でもお客様に充実した価値提供を
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担当している仕事について教えてください。
関西・東海・北陸を管轄する関西ブロックにおいて、コンシューマー向け通信、スマートライフ事業の戦略策定と実行を担っています。具体的には、dカードや映像配信サービス「Lemino(レミノ)」など、非通信分野における販売計画の策定、収支管理、実績の予実管理・分析が主な業務です。軸足は関西に置きつつ、各支社の担当者と連携しながら、エリア全体の事業のマネジメントを行っています。
幅広い経験で得たキャリアのベース
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これまでのキャリアを教えてください。
2012年の入社以来、ドコモショップや量販店向けの営業から企画や、コーポレートなど幅広い領域を経験してきました。ドコモショップの直営店があった時代はスタッフとしてお客様目線に立ち、ニーズに耳を傾ける姿勢を学びました。量販店営業担当をしていた際は、販促イベントの企画を通して、一人で仕事をするのではなく、チームで成果を出す重要性を。また、量販店の企画担当では、競合他社に打ち勝つための戦略立案を経験しました。特に印象に残っているのは、総務部労務担当での業務です。マニュアルを自ら改善し、社内に定着させたのですが、数年経って、自分が作ったルールや資料が使われ続けていることを目にすると「あの時頑張ってよかった」と思いますし、自分の仕事が“当たり前”になっていることにやりがいを感じます。このようにこれまで様々な経験をしてきましたが、現在の業務にも活かされていると感じます。
考えすぎず、行動で示す
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仕事をする上で心がけていることは何ですか?
「まずはやってみる」ことです。
頭の中で悩んでいても解決策はなかなか見つからないし、現実は何も変わりません。実際に動いてみてはじめて、その先が見えてくることもあります。良くても悪くても、やってみた結果があるから、次の判断につながると考えています。それに、キャリア形成を図るうえでも、「知らない」ことに挑戦して「知っている」ことに変えていくと、選択肢が増えると思うので、自分の知らないことは「まずやってみよう」、と動いてみるようにしています。


他者を知ることで自己を知る
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その心持ちが「社外ダブルワーク」制度への参加にもつながるのですね。
どういう制度か教えてください。スキル開発や視野の拡大、社会貢献への意識を醸成させるために、会社の枠を越えて、地域の企業や自治体の課題解決に参画できる制度です。
自分の知らないことを知るためには、社外コミュニティに触れて人的ネットワークを広げたり、スキルアップを図ることが必要と考え、この制度を利用しました。社内では経験できない世界を知ることが、長い目で見たときに会社にも還元できると考えています。今は、業種業態も事業規模も異なる地域の企業で、集客の施策立案やイベント設計のプロジェクトに参画しています。本業の稼働の20%を社外ダブルワークにあて、本業の合間に企画を考えたりしつつ、週1の定例ミーティングには対面やオンラインで参加して、現状把握や役割分担を確認したりしています。
お客様のためにも、スピード感がいのち
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どんな学びや気づきがありましたか?
良し悪しではなく、ドコモCS関西での“当たり前”は他社では通用しないこともあると気づきました。仕事の進め方や役割分担、意思決定のスピードが異なるため最初は戸惑うこともありました。でも、まずは“知る”ことや、やってみる、という自分の信念に立ちかえり、その企業の社長やスタッフたちとの対面コミュニケーションを図ることに注力しました。また、社員の少ない会社なので、意思決定のスピードが早い。“スピード感”を持って行動する重要性を改めて実感しました。大きな企業だと決定プロセスに時間がかかるケースもあるので、たとえば同業他社で意思決定が早い企業があったとしたら、そこに自分たちが打ち勝っていくためには、想定以上のスピードで仕事を回していかなきゃいけない。そうでないと、お客様に満足していただけない、ということを感じました。変化の著しい業界ですので、スピード感を意識して業務に取り組んでいこうと思いました。
“違い”を尊重する
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ご自身の内面に変化は何かありましたか?
違いがあることが当たり前、と自然に受け止められるようになりました。今回の経験をきっかけに、今まで以上に一人ひとりの背景や環境の違いを意識するようになりました。相手の話をよく聞いた上で、より良い進め方を一緒に考える——そんなコミュニケーションを大切にしています。


気づきや学びのギブアンドテイク
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逆に、“ドコモ流”が役立ったことなどはありますか?
私たちが育んできた“業務プロセス”の仕組みでしょうか。たとえば、業務内容も含めて口頭でやりとりするだけではなく、ちゃんと形に残しておくことの大切さをお伝えしました。そうしたマニュアルや書面があると、仮に今進めているプロジェクトの担当者が変わっても、業務やアウトプットの質は落とさずに進めることができますから。そうした仕事の土台作りというか、業務ノウハウの一部はお役に立てたかもしれません。
お客様と直接関わることの重要性
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ほかにも何かに挑戦できる制度を利用したことはありますか?
社内で様々な施策募集のお知らせがあるのですが、スケジュールがあえば積極的に参加するようにしています。最近だと大阪・関西万博が開催されているときに、NTTパビリオンが設置され、ボランティアスタッフを募集していたので応募しました。主にお客様対応に従事しましたが、久しぶりに直接お客様をご案内したりして、改めてお客様目線に立つことの重要性に気づきました。机上だけではなく、お客様に満足していただくには何をどうしたらいいのか考えながら動くことって、やっぱり必要です。それに、同じNTTグループの社員のみなさんとご縁ができたのも良かったです。今後、長い目で見たときにこの経験やつながりが活きてくるかなと思います。
挑戦できる機会も風土もある
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そうしたチャレンジができる機会が多い環境について、どう思っていますか?
私自身社外ダブルワークなどの経験を通して、自身のアウトプットに広さと深さをもたらしてくれたと感じています。
何事も日常になってしまうとマンネリ化して、改善しようという意識も低下してしまうと思うんです。自分の「知らない」ことへの挑戦が、様々な人と出会い、新しいアイデアや行動が生まれて、自分自身の成長にもつながると思います。ドコモCS関西は“挑戦”が当たり前の会社です。環境や制度が整っていることに加え、チャレンジしている社員が多いことも魅力です。新しい一歩を踏み出すには勇気が必要ですが、すでに実践している先輩が多く存在しているので、挑戦しやすい風土があります。




















